ナースはつらいよ

しがない普通の看護師が東京のどこか片隅で昼夜問わず病棟警備をしながら更新しているブログ

看護師のためのセクハラ対策!1人で悩まないで

 

 

 

最近ニュースで話題になっているセクハラ問題。

あなたはどうお考えですか?

 

 

 

私は許せません。

立場が違う人間が言う言葉はやっぱり拘束力があります。

相手が嫌がることはしない。なんて小学生のころから言われてることですよね。

 

どうしてそんなことが出来ないんだろう。と悲しい気持ちになってしまいます。

 

でも看護師の世界にもそういうことってありますよね。

患者さんや医師からセクハラを受けたときって強く言いづらいですよね。

そんなときの対策について今回は紹介します。

 

  • 患者さんからのセクハラに悩んでいる
  • いつもセクハラを受けやすい
  • 医師からのセクハラに悩んでいる

そんな人におすすめの記事です。

 

 

 

看護師のためのセクハラ対策!患者・医師からのセクハラ被害多数

 

看護師として働いていると経験したことが多いセクハラ被害。

まさか自分が・・・。と思っていてもあるんです。

 

そういう時ってどうしていいかわからないですよね。

自分が悪かったのかなと悩んでしまったり、次の日からの仕事が憂鬱になってしまったりします。

 

でも意外にセクハラ被害にあった看護師って意外に多いです。

今回はセクハラ被害にあったときの対策について具体例をあげて紹介していきます。

 

セクハラに合わない・セクハラを減らす・セクハラで悩まないために対策していきましょう。

 

 

 

セクハラって何?どこからがセクハラなの?

 

セクシャルハラスメント。略してセクハラは「性的嫌がらせ」です。

日本では1980年代半ばから使用されるようになった言葉。

 

1989年には職場でのセクハラ問題が

メディアで多く取り上げられるようになり

その年の流行語大賞を受賞した。

 

セクハラは一般的にされた本人が嫌がることをしたら成立します。

 

過去の判例では身体的な接触は違法とされることが多いようです。

そりゃあそうですよね。看護師の体に触ってくるなんて言語道断です。

見たくもない裸をみせてくるのもセクハラです。

 

そんな患者や医師は成敗してやりましょう。

 

性的発言ではその発言が仕事に関係があるかで判断されることが多いようです。

仕事に関係のない性生活などを聞いてくるのは違法です。

 

向こうはコミュニケーションと思って聞いているのかもしれませんが

はっきり言ってそんなコミュニケーションは化石です。

 

裸を見せてくるのも

体に触ってくるのも

下ネタも

仕事に必要ないですよね。

 

された人が不快な気持ちになったらそれは「セクハラ」なんです。

いますぐに対策しましょう。

 

 

 

実際に受けたセクハラ被害例

患者さんから受けたセクハラ被害

 

これ多いです。

「何しに入院してるんだよ。」って思います。

 

  • 患者さんからしつこく連絡先・住所を聞かれる。

完全にアウトです。仕事に関係ありません。

私もお断りしても一回の夜勤中に4回も

「連絡先は?住所は?」と聞かれたことがあります。

 これだって立派なセクハラ被害です。

 

  • 勝手にFacebookで名前を検索され、メッセージを強要された。

この時はメッセージくれるって約束してくれるまで部屋から帰さないと言われました。

部屋って個室なら密室だしこわいですよね。セクハラです。

 

医師から受けたセクハラ被害

  • 職場内で「おつかれさま」と言って自分だけに毎日肩をもんでくる。

これもアウトです。肩をもむのって必要あります?ないですよね。

身体的接触に該当します。セクハラです。

 

  • 既婚で子供がいない人に子供はまだ作らないのか、夫婦生活がないのか聞いてくる。

アウトです。夫婦生活まで聞く必要ないです。セクハラです。

 

 

 

 セクハラ被害に合いやすい人の特徴

  • 断るのが苦手な人
  • 若い人
  • 新人
  • 気が弱そう
  • 優しい雰囲気の人

これらが一般的にはセクハラ被害に合いやすいと言われています。

 

でも悪いのは被害者じゃない。加害者です。

他人に不快な性的嫌がらせえおしてくる人が悪いんです。

 

 

 

セクハラ被害にあった時の対策

1きっぱりと拒絶する

「セクハラ被害にあった」「セクハラ被害にあいそうになった」場合ははっきりと拒絶しましょう。

言いづらいですよね。でも心を鬼にしてはっきり拒絶しましょう。

はっきり言わないと相手はエスカレートしていくことが多いです。

 

相手がもしかしてコミュニケーションや場を和ませようとして言っていたり行動していた場合は相手もあなたが嫌だったんだと自覚し、今後は気を付けてくれるでしょう。

 

 

 

2師長や先輩に相談する

看護師にとって報告・連絡・相談は大切。

セクハラ被害にあったときでもやっぱり大切。

 

ひとりで悩ますにまず相談しましょう。

 

 

 

3記録に残す

セクハラ加害者が患者さんの場合は看護記録に残してしまいましょう。

 

看護師全員で共通認識を持って情報を共有してセクハラ被害者を少しでも減らすために必要なことです。

 

そして万が一法的にもめた場合証拠になります。

 

セクハラ加害者が医師の場合はいつ・どこで・だれが・どんなことを言ったりしたりしたのかを

メモしておきましょう。

 

証人がいたら証人やそのときの状況をできるだけ詳しく書いておきましょう。

 

可能であればボイスレコーダーで録音しておくとさらに効果があります。

なんかほんとにワイドショーのようですがこれは大切です。

 

 

 

4一人で訪室しない

セクハラ加害者があなたにしかセクハラをしてこないときは必ず一人で訪室しないように周りに協力を求めましょう。

 

病室って密室です。

 

大丈夫だろう。と思って嫌な思いをしてからでは遅いです。

恥ずかしくても申し訳なくても周りに協力してもらいましょう。

 

悪いのはあなたではなくセクハラ加害者なんですから。

 

 

 

5セクハラ被害が少ない科に移動・転職する

繰り返し繰り返しセクハラ被害にあってしまう。

自分だけセクハラ被害にあってしまう

とお悩みの方はセクハラ被害が少ない科で働くのも手です。

 

セクハラ被害が少ない科は

  • 婦人科
  • 産科
  • 小児科
  • 救命
  • ICU
  • オペ室
  • NICU
  • 女性が多い科

などです。

 

女性が多い科や病院がわからない場合は転職サイトに登録して相談してみると条件にあった病院をさがしてくれます。

 

 

 

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まとめ

セクハラ患者は強制退院の対象です。

 

もしセクハラ被害にあった場合は

師長や先輩に相談し注意してもらいましょう。

 

それでもセクハラがおさまらない場合は強制退院というケースもあります。

 

セクハラ加害者が医師だった場合は

師長や先輩に相談して対処してもらいましょう。

 

相手が医師の場合は周りの看護師も見ていることが多いと思いますので証言してもらいましょう。

 

セクハラは犯罪です。

法律違反です。

病院はセクハラをなんとかしなければいけない義務があります。

 

職場はあなたを守ってくれます。

もし守ってくれない場合は転職も考えましょう。

 

そんな病院こっちから辞めてやりましょう。

看護師は引く手あまたなんだからそんなことで苦しむ必要はありません。

 

 セクハラは我慢しないで自分の問題ではなく病院全体の問題として考え対策していきましょう。

 

一人で悩んでも悩みは増える一方。思いつめないでまずだれかに相談してみてください。

 

もしあなたのセクハラ被害を相手にしてくれない病院だったら転職を考えてもいいんです。

あなたがのびのび働ける病院がきっとありますよ。