ナースはつらいよ

しがない普通の看護師が東京のどこか片隅で昼夜問わず病棟警備をしながら更新しているブログ

新人看護師の悩み〜説明上手になるためのコツ5選〜

 

 

 

看護師の悩みは尽きないですよね。

患者さんのことや同僚や先生・上司との人間関係。技術や知識。給料や労働環境。

そんな悩める看護師のお悩みあるあるとちょっと楽になる方法をご紹介します。 

 

 

 

  • 患者さんとの関わりで悩んでいる
  • 患者さんに説明したつもりでも伝わっていなかった
  • みんながどんなことで悩んでいるのか知りたい

そんなあなたにおすすめの記事です。

 

 

 

新人看護師の悩み。説明上手になるコツ5選

 

患者さんに検査やお薬・治療のことを説明することってよくありますよね。

自分ではしっかりと説明したつもりでも案外患者さんって聞いてないんです。

 

うまく患者さんに伝わらず悩んだことってありませんか?

私もあります。

むしろ今でもあります。

 

何年経ってもありますが、説明が伝らなくて悩むことは確実に減りました。

私が心がけていることをご紹介します。

 

1結論から話す

患者さんは緊張しています。

普段と全く違う入院環境にいるからです。

もちろん新人看護師さんも緊張しているとは思いますが、患者さんも同じように緊張しているんですよ。

 

先輩に注意された時に一度にたくさんのことを言われても全く入ってこない時ってありますよね。

 

患者さんも同じです。

 

一番初めに言われたことが頭に残ります。

なので、一番伝えたいことは最初に簡潔に伝えましょう。

 

例)

 新人看護師:「あ。血圧が低いですね。今日は明日の検査のために下剤を内服する日ですよね。血圧が低いとフラフラしたりして転倒する可能性があるので下剤を内服するのは待っててください。先生に確認してきますね。あともしフラフラしたらすぐに行ってくださいね」

 

患者さん:「血圧低いんですね。わかりました。」

 

この会話の後に先生に確認し、

新人看護師は先生から

本日の下剤の内服は中止という指示を受けました。

 

その後新人看護師は患者さんの所に行きます。

 

新人看護師:「今日の下剤ですけど中止になりました。預かりますね。」

 

患者さん:「え?さっき飲んじゃったよ。」

 

新人看護師:「さっき説明したじゃないですか!!!」

 

患者さん:「え?そうだっけ?」

 

注)これは実話です。

こんな風に本人はちゃんと説明したつもりでも

案外患者さんには伝わってないんですよね。

 

一度にたくさんのことを言われても理解できないのは当たり前です。

私も一度にたくさんのことを言われてもわかんないです。

 

だから一番インパクトのある最初に一番大切なことを伝えましょう。

 

さっきの会話なら、

新人看護師:「今日下剤を内服する日ですが、内服しないでお待ちください。血圧低しているようなので医師に確認してきます。ふらつきがあったらすぐに教えてください。」

 

とこういった感じ。

大切な話の時は伝えたいことを最初にいう。

これがわかりやすい説明の第一歩だと思います。

 

2わかりやすい言葉で話す

患者さんは医療用語ってわからないです。

医療用語がわからない人からすると

ちょっとでもわからない言葉が入ってくると

途端に理解できなくなります。

 

医療用語をテキパキ話す看護師に憧れるかもしれませんが、

患者さんと話す時は医療用語は使わないようにしましょう。

 

さっきの新人看護師と患者さんの会話ならば

新人看護師:「今日下剤を内服する日ですが、内服しないでお待ちください。血圧低下しているようなので医師に確認してきます。ふらつきがあったらすぐに教えてください。」

  ↓                       ↓

新人看護師:「今日は下剤を飲む日ですが飲まないでお待ちください。血圧が低いようなので先生に相談してきますね。すぐに戻ってきます。もしふらふらしたらすぐに教えてくださいね。」

 

医療用語という医療用語はありませんが(笑)

なるべく誰に話しても伝わる簡単な言葉で話すようにしましょう。

 

3ゆっくり話す

新人看護師は仕事にまだ慣れてないから忙しい。

それって当たり前です。

 

怖い先輩もテキパキしている憧れの先輩も師長さんだってそんな時期はありました。

 

でも、忙しい時って知らず知らずのうちに早口になってるんですよね。

早口の人の話ってあんまり伝わってこないです。

 

しかも熱があったり、何か症状があって苦しんでいる患者さんはただでさえ話が入ってこないです。難聴の患者さんはそりゃあ聞き取りづらいです。

ゆっくり話すように心がけましょう。

 

4相手がどこまでわかったか確認しながら説明する

 

病棟オリエンテーション

手術に関するオリエンテーションの時など

たくさんのことを伝えたい時ってありますよね。

 

そんな時は必ずどこまで理解できたか。

質問はないかを途中途中で確認しながら行いましょう。

 

患者さんの表情をみてわからない顔をしていたら

こっちから「何かわからないことはありますか?」と

聞いてあげましょう。

 

最後に不明点を聞いてしまうと

「全部わからないからお任せします!」なんて人もいます。(笑)

 

 

あとはその直前に確認してあげましょう。

例えば手術のオリエンテーションの時に

準備物品の説明をしたとします。

 

その場合は手術前日などに

「手術の準備物品は準備できましたか?一緒に確認しましょう」などとその場ではなく後で確認しましょう。

 

5患者さんが理解していると思わない

 

これ私が実際に新人の時に先輩から言われた言葉です。

 

その時はピンと来ていなかったのですが、今は本当にその通りだなって思います。

自分が理解できても相手が理解しているとは限らないということです。

 

 これって意外に大事です。

患者さんがわかってるって思わない方が伝わりやすいです。

要は自分の主観を入れないことが大切です。

 

これだけ簡単にいえば伝わるだろうと自分の主観を入れずに説明してあげましょう。

 

まとめ

今回は患者さんに説明する時のコツを紹介しました。

説明ってほんと難しいですよね。

私も悩みました。

 

これらのことを実践してみても伝わらない時は伝わりません。

でも、そんな時も悩みすぎないでください。

 

もうすぎてしまったことは仕方ないです。

次に活かす気持ちで切り替えていきましょう。

 

いろんなことで悩んでしまう新人看護師ですが、

同期や家族、友人などに相談したり

リフレッシュしたりして

うまく悩みを解決したり悩みすぎないようにしましょう。

 

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それでもやっぱり悩んじゃう。

看護師やめたいって時は

プロに相談してみるのもいいかも。

 

 何事も無理は禁物。

 

私も2回転職してますが、本当に転職してみてよかったです。

看護師に向いてないんじゃなくってその病院に向いてなかったんだなって痛感しました。

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