看護師ですって飲み会でいうと
必ずのように聞かれる言葉
「お化けみたことある？」
健康相談くらいによく受ける
今回は
そんな質問に体験談でお答えしよう。
おばけって病院にいるの？看護師あるある
少しずつ暑くなってきたので
ひんやりするお話をどうぞ。
最初に言います。
これ全部体験談。
嘘ではない。
怖い話が苦手な人閲覧注意！！！
現役看護師が実際に経験したお化け体験談その１
当たり前なのだが
夜に起きる。
とりあえずよくあるのが
誰もいない部屋からのナースコール
これよくある。
何回も経験ある。
そういう時は必ず見にいかなければいけない。
行きたくないけど仕事だから仕方ない。
見にいって違う病室の患者さんが
病室を間違えて寝てて
間違ってナースコールを押してた
ってときもある。
見にいったらだれもいなかったこともある。
けど、
振り返ってみて本当に怖いなって思うことが
今の病院に勤めてからは一度もないってこと。
前の病院では
何回もあった誰もいない部屋からの
ナースコール。
月に１回は必ずあった。
今の病院で働きだして４年目。
一度もない。
これってつまりそういうことなのだろう。
忙しい病院にはやはり何かいるのかもしれない。
忙しい病院はそれだけ亡くなる人も多いのだから。
ちなみにその病院。
ナースコールを改修しても
やっぱり鳴っていたので
ナースコールの故障ではなかった様子。
それ以来エリーゼのために（ナースコールの音）が
怖くて仕方がない。
現役看護師が実際に経験したお化け体験談その２
夜勤中。
とある患者さんが亡くなった。
その後も夜勤は続くわけで。
先生が死亡診断書を書き
私は看護カルテを書いていた。
そんな時病棟の電話が鳴った。
ちなみに外からかかってくる電話と
病院内からかかってくる電話は音が違う。
その時は外からかかってくる電話だった。
「はい。看護師のYumeです。」
と電話に出ると無言電話。
深夜２時に。
外線をつないでくれている事務さんに
問い合わせてみた。
Yume「さっきうちの病棟に電話つなぎました？」
事務さん「今日つないだ外線電話はありません。」
え？だれからの電話だったの？
確実に鳴ったんですけど・・・。
と思わずにはいられなかった。
その場にいた人が固まった。
その日は怖すぎて仮眠がとれなかった。
現役看護師が実際に経験したお化け体験談その３
とある日の夜勤。
患者さんがなくなった。
Sさんという中年の眼鏡をかけた細身の男性だった。
ちょうど次の日が転院といって
違う病院にSさんが移る日だった。
そんな日の夜中にSさんは旅立っていった。
それでも夜勤は続くわけで。
認知症でいつも大暴れをするOさんが
その日も大声を出していたので
ナースステーションに連れてきた。
ナースステーションでもOさんは大騒ぎ。
大声で色んなことを話していた。
私たちは「うんうん」と話を聞きながら
仕事をしていた。
そんな中Oさんは言った。
「あ！！！あそこに人がいる！」
Yume（いないけどな・・・。）
「そうなんですね。とりあえずもう夜だから寝ませんか？」
Oさん「Sさん！！！」
Yume「・・・。」
Oさん「中年の！眼鏡をかけた！ほらSさんがそこに！！！」
Yume＆同僚絶句。
ちなみにSさんとOさんは知らないはず。
どうしてOさんがSさんの特徴を
ぴったり言い当てることができたのかは
未だにわからない。
やっぱり病院にはいるのかもしれない。
お化けなんて全く信じてなかったけど
看護師になったら不可思議な現象に遭遇することもある。
しかもこれ全部同じ病院で起きた話。
今の病院になってからは
１回もそういう経験をしていない。
それが振り返ってみると怖いところ。
まとめ
病院で働いていると怖い経験をしたことある看護師は多い。
定番の誰もいない部屋からのナースコールに始まり
背筋も凍るような経験もある。
そんなことが起こっても
夜勤は続く。
どんなに怖くても逃げ出せない。
だって仕事だから。
でも、今の病院に入職してからは
一度もそんな経験はない。
やっぱり出る病院と出ない病院ってあるんだと思う。
霊感が強い人なんかは
見えてたりもするらしく
休憩室に盛り塩されてたときは驚いた。
もし頻繁に怖い思いをしていて
業務に支障をきたすようなら
違う病院で働くか
昼間の仕事で働こう。
派遣でやりたいなら
驚くくらいに怖い思いが減るだろうから・・・。
